水門(樋門)開閉状況遠隔監視システム
IoTを活用した遠隔地からのゲート開閉状況の確認

近年の水門等の運用における課題は、「操作員の確保が困難」、超過洪水により「操作員が避難し無人となる」ことに加え、「多数施設の老朽化」が言われています。また、河川管理者が抱える課題として、水門等の開閉状況の情報を一元化するシステム構築の要望が多いとされています。
本システムは、水門等の管理の省力化を図るために、ゲートの開閉状況の検知から情報一元化までをパッケージとして開発しました。
特長
- 既設ゲートへの検知センサの取付は現地状況に応じて別途製作する治具を用いて設置
- ゲート全閉状態の他に開度の測定が可能
- 監視装置はDC電源(太陽電池パネルとバッテリー)により測定間隔1分、無日照7日間の連続測定が可能
- 通信にはLPWA規格LTE Cat.M1を使用
- クラウドサービス「わかるくん」と連携することで遠隔でゲート全閉状態を連続監視することが可能
- オプションとして、回転灯、ゲートの内・外水位センサの増設が可能(但し、回転灯を増設する場合はAC電源が必要)
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