潮位の計測方法

投稿日:2021年07月01日
更新日:2022年01月24日

測定方法

海域における潮位の観測方法としては、主に、電波式、超音波式、圧力式、フロート式などがあります。潮位観測の精度を上げたい場合、波の問題、海水塩分濃度の問題、温度の問題などの解消が必要となります。波の問題は海域から導水管を設けて観測井戸内または波防管内にセンサーを設置すること、更に30~40秒前後のサンプリングを録ってデータを平均化することによって解消させます。塩分濃度の問題は圧力式センサーにのみ関わってきますが、塩分濃度センサーで補正あるいは、測定海域の海水比重で校正したセンサーを用いることで解消させます。温度の問題は空中気温センサーあるいは、水中温センサーで補正を行って解消させます。また圧力式センサーを用いる場合、海水腐食を減らすためにチタン製を用いる。

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