濁度とは
投稿日:2021年04月12日
更新日:2021年08月04日
濁度を計る意味ついて
濁度とは、水の濁りを定量的に表したものである。
濁りの成分としては、地表の粘土性物質,土壌粒子,有機性物質,プランクトン・微生物などである
また、都市下水や産業排水の浮遊物質,水域の底質から浮上してくる物質なども存在する。
定量計測に当たっては透視比濁法による、光学的測定法を用いる。
濁度計測は、上水道や産業用水においては、原水の選定、浄水プロセスの組合せ(凝集沈殿・ろ過の設計操作)検討。
水質の自動測定や監視などの際は、重要な指標として用いられている。
身近な水道水においては、「水道原水基準」において、濁度が年最高30°を超える場合、ろ過処理の前に薬品凝集沈殿プロセスが必要と定められている。