風向風速計の設置環境
投稿日:2022年02月01日
更新日:2022年01月28日
設置環境
風向風速計は建物や樹木から距離をとって設置する必要があります。
気象庁の気象観測ガイドブックでは建物や樹木の高さの10倍以上の距離が必要とのことです。
開けた場所が困難な場合は、屋上に設置したり、測風塔を建てたりして、風の乱れが観測に影響しないように考慮する必要があります。
また、周辺の建物より高い位置に設置するため、落雷を受ける可能性が高くなります。
プロペラ式の風向風速計は回転部分の凍結や着雪の恐れもあります。
以上のことを考慮して設置する必要があります。
弊社の機器は気象庁に準拠しておりますが、工事現場での強風による作業の見合わせなどで使用することもあり、上記の設置環境とは異なる場合があります。