濁度測定について

投稿日:2021年03月19日
更新日:2021年08月04日

測定方式

濁度の測定は表面散乱光方式、透過光方式、散乱光方式、透過・散乱光方式、積分球方式がある。

測定原理

表面散乱光:測定液表面に光を照射し、懸濁物質の粒子による散乱量から測定値を算出

透過光:測定液中に光を照射し、懸濁物質の粒子による散乱および吸収が生じ、透過光の減衰量から測定値を算出

散乱光:測定液中の光を吸収し、懸濁物質の粒子による散乱量から測定値を算出
※90度散乱光、後方散乱光などがあります。

透過・散乱光:透過光方式と散乱光方式の組み合わせで測定値を算出

積分球:透過光方式と散乱光方式の組み合わせ、散乱光方式は受光部が球状であり、透過光の減衰量と散乱光の積算量から測定値を算出

特徴と問題点

表面散乱光
・比較的高濃度の測定が可能であるが、着色による影響を受ける
・発光面/受光面が測定液に接しないため汚れによる影響は受けない
・測定液表面に光を照射するため、安定した水面が必要

透過光
・高濃度の測定が可能であるが相対的に精度はよくない
・粒径が一定かつ着色のない水に有効
・発光面/受光面の汚れを清掃する必要がある

散乱光
・低濃度の測定向き
・外部からの光の影響を受けやすい
・発光面/受光面の汚れを清掃する必要がある
・着色の影響は少ないが、粒径による誤差を受ける

透過・散乱光
・高濃度は散乱光が不向きのため透過・散乱光にも影響する
・粒径・着色の影響を受けにくい
・発光面/受光面の汚れを清掃する必要がある

積分球
・高濃度は散乱光が不向きのため積分球にも影響する(高濃度は透過光方式に切替)
・主に試験室で使われている方式であり、透過・散乱光方式よりも粒径・着色の影響を受けにくい
・発光面/受光面の汚れを清掃する必要がある

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