【 新聞 】電波タイムズ 様 に掲載いただきました!
~『大規模災害対策』特集 ~
新聞『電波タイムズ』は、株式会社 電波タイムス社様が発行している“ 電波・情報通信関連 ”の新聞です。
2022年3月11日発行の“『大規模災害対策』特集 ”に、
弊社、“クラウドサービス わかるくん”の掲載がされました!
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【 掲載文 】
令和2年7月豪雨(熊本豪雨)の経験から
データと情報の統合による価値を創造
令和2年7月豪雨で、九州エリアでは球磨川が氾濫し、多くの災害が生じた。球磨川流域では約1060㌶が浸水し、約7400戸(棟)の家屋が被災した。
同流域には東建エンジニアリングの水位計が数多く設置されているようだが、そのうちの数台が橋梁、樋門ごと倒壊して一緒に機械も流された。人吉市の中心街も広く浸水し、一般家屋や旅館、店舗などが被災したが、その中心街に設置された多くの水位計は流失を免れ、災害のなか、水位データと警報を無線発信し続けた。
昨今、広域にまたがって連続した降雨を伴う線状降水帯が猛威をふるって発生する水害などに対しては、国、都道府県、市町村、または各役所の河川課、砂防課、下水道課、農水課、危機管理課など、各部署、担当者が管轄するエリアだけの監視、管理だけでは災害を防げず、河川を流域全体で捉え、各関係者が管轄を越えて流域治水協議会を組織し、情報を共有し、警報、避難の誘導を迅速に処理、災害リスクを最小限におさえる「流域治水対策」を急速にすすめているようだ。
東建エンジニアリングでは、上記のような経験を元に、「観測データと付加情報の統合による新たな情報価値の創造」を基本フレームとしており、Iot技術を活用し、環境、防災分野の情報配信サービスを行っている。現有のクラウドサービス、わかるくんは、防災、施設の安全監視、震災地域保全等のセンサーを多数接続することができ、有用データに変換してリアルタイム配信を行っている。
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