【 新聞 】電波タイムズ 様 に掲載いただきました!
 ~『東日本大震災から10年』特集 ~

 

新聞『電波タイムズ』は、株式会社 電波タイムス社様が発行している“ 電波・情報通信関連 ”の新聞です。

 

2021年3月15日発行の“『東日本大震災から10年』特集 ”に、
弊社、“簡易設置通信型水位計(潮位計)ソリューション”と“わかるくん”の等の掲載がされました!

 

・簡易設置通信型水位計ソリューションの詳細はこちらから


・『 NETIS登録製品 』 IoTクラウドサービスわかるくんの詳細はこちらから

 

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【 掲載文 】

 東日本大震災の発生から10年が経ちましたが、当時弊社は東京の大塚に事務所を構えていて、東京でもかなりの揺れを体験しました。テレビで地震情報を確認していくうちに、振動や火災による建物の被害の他に、今までに見たこともない大津波とその被害が中継されていて、直感的に阪神淡路大震災と同等以上の被害が出るなと感じました。そして東北地方太平洋岸地域の被害はすぐに理解できましたが、想定外にも東京での鉄道網がストップしたことにより帰宅難民が溢れ、道路網も空前の混雑が発生して麻痺、コンビニやスーパーでの買い占めによる品不足、ガソリンスタンドの燃料売り切れなど、東京でもかつて経験したことがない事態に陥りました。
 弊社の社員も数十㌔の距離を徒歩で帰宅したり、グループ会社の東北支社もガス、水道などの停止に加え、数多くの社員やその家族も被災しました。

そのようななか、福島原発が被災して放射性物質がかなりの広範囲に降り注ぎ、地域住民に不安を与え、自治体、法人の他、今までにお付き合いのない宗教法人様、報道局様、福島近辺の個人のお客様などから空中放射線計、水中放射線計などのレンタル案件が一気に押し寄せて数十台の在庫は常に取り合いの状況でした。
 また、震災発生後数日のうちに東北被災地入りして状況を確認、がれきの片付く前から被災自治体様の要望を聞いてまわり、復興に伴うお手伝いとして、復興工事に伴う環境影響の監視、天候の監視などを役割分担として業務受注をいただきました。国や自治体で所有する観測局の多くは破壊され、被災地における多くの環境観測は一時盲目となりました。
 幸いにも被災エリアにおいても携帯電話3G網が使える地域が残っており、弊社の得意とする独立DC電源駆動、簡易設置工事で実現する環境観測クラウドサービス(わかるくん)が使え、気象観測、潮位観測、復興工事現場における水質監視(水温、pH、電気伝導度、濁度など)などの簡易装置を導入し、非力ながら復興の手助けを担うことができました。

 弊社の「水位・水質・気象データ等クラウド監視システム(わかるくん)」は、東日本大震災の他、毎年発生している自然災害時の運用実績も認められ、NETIS登録されました。【登録番号:QS-200050-A】

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