固定カメラ画像処理型表面流速観測システム
流量観測の無人化・自動化に向けて

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国土交通省では、河川行政における技術課題や政策課題を解決するため、企業が持つ先端技術や既存技術を現場に速やかに導入することを目指す革新的河川技術プロジェクトを推進しています。その第四弾となるプロジェクトでは、無人化・省力化に向けた「流量観測機器」の技術開発がテーマとなりました。

洪水時の流量観測は、浮子観測を基本としていますが、近年、洪水が激甚化する中で、観測員が退避を余儀なくされ観測が困難となる事案が頻発しています。また、観測が昼夜に及ぶため、人員確保も課題となっています。
このプロジェクトは、流量観測の無人化、省力化の開発や新技術を活用した流量観測の現場実装の促進を図るためのものであり、以下の効果が期待されています。
◆観測の無人化、高度化による洪水時の流量観測の確実性の向上および少人数化、コスト縮減
◆これまで困難であった多くの地点での流量観測が可能
◆流域視点の洪水管理の高度化
本システムは、革新的河川技術プロジェクト(第4弾)の現地実証試験を経て製品化されたものです。

特長

  • 固定式カメラにより画像流速解析に必要な映像の自動録画・保存が可能な無人観測システム
  • 浮子観測法における課題解決に寄与
  • ⇒超過洪水時の観測員の安全性確保
  • ⇒浮子投下時の交通支障からの観測員の安全性確保
  • ⇒観測困難時の欠測の回避
  • ⇒観測精度の向上

利用事例

  • 浮子観測法に代わる流量観測の無人化・自動化
  • カタログ
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