電波式水位計の基礎知識
ここでは、電波式水位計についての基礎知識として、原理やメリット・デメリット等をお教えします!
◆ 電波式水位計の概要と原理 ◆
電波式水位計とは、センサーからマイクロパルス波(電波)を発信し、伝搬の時間差を水位に換算した非接触型の水位計です。
同じ非接触型水位計として“超音波式水位計”がありますが、一番の大きな差は測定可能距離です。
超音波式水位計は、0.3~10mが最も一般的な照射距離ですが、
電波式水位計は、0.5~30mが最も一般的な計測レンジであり、計測可能レンジが広いのが最大の特徴です。
◆ メリット ◆
・超音波式水位計と比較し、照射距離が長い
⇒通常0.5~30m計が多い中、弊社は0.5~50m計のラインアップもあり
・温度の影響を受けにくい
・公営企業様や民間企業様問わず、数多くの導入実績があり、信頼性が高い
・圧力式をはじめとした接触型の水位計と比較し、流失の恐れが少ない
・測定精度が高い
・超音波式水位計と比較し、静音
・設置が容易
◆ デメリット ◆
・護岸や草木、クモの巣などの障害物の影響を受けやすい
・センサー直近50cmは測定不可能
・周波数帯が技術適合品である必要がある
⇒弊社製品は全て技術適合品
・超音波式水位計と比較し、金額が高い
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